まんまる整体院自律神経コラムをご覧いただきありがとうございます。
このコラムでは、自律神経の不調の原因や豆知識、改善するための様々なセルフケアをご紹介致します。
今回は自律神経のコントロールのお話です。
これでコントロールはバッチリ!
まずは自律神経の説明を簡単にしたいと思います。
自律神経とは簡単に言うと内臓などを管理し、体内の環境を一定に保つ役割を行っています。
皆さんも一度はきいたことがあるかもしれませんが、自律神経には交感神経、副交感神経に分けることができます。
交感神経は基本的には起きているとき、仕事や、運動など活発的に行動する際に優位に働いています。
逆の働きをするのが副交感神経になり、寝ているときや、リラックスする際に優位に働きます。
しかし、この交感神経、副交感神経はストレスなどに狂いやすく、その結果不眠や、食欲不振など体の調子に大きくかかわってきます。
そのほか、自律神経が狂いやすい生活習慣として、夜型の生活を送っている方、夜勤などで生活リズムが変動する方、バランスの取れていない食事などで内臓に負担をかけている方などなど・・・
自律神経の乱れで一番困るのは、自分自身の意思でコントロールすることができないところにあります。
運動神経、感覚神経は自分自身の意思によって動かしたり、調整を行うことができますが、自律神経系は意思の関係のないところで活動します。
なぜこのような仕組みになっているかというと、例えば自律神経を意識で調節できるとしたら、起きてから脈拍を上げたり、体温を調節、寝ている間もなく内臓たちに指令を出し、消化やらなにゃらを自分で行わなくてはなりません。
正直、寝ている間もないわけです。
それを自動でやってくれているのが自律神経です。
これらが知らないところで頑張っていてくれることで仕事や趣味、楽しい時間を気兼ねなく過ごすことができるのです。
しかし、刺激の多い現代の生活では昔と比べ、自律神経への負担もとても大きくなっています。
本来、生き物の生活は日が昇ると同じくして目覚め、お腹がすいたら必要な分の食糧を吸収、適度な運動、日が沈むと寝るといった流れがありますが、文明社会の今は常に光にさらされ、栄養価の高い食事1日3食とり、日が沈んでも照明があるため、夜でも活動が収まることがありません。
そのような生活を行うことで体の歯車が狂い、体の調子が崩れていきます。
ですので、体の調子が悪い方は日が昇ったら起き、日が沈んだら寝る。お腹がすいたときに食べるなど野生の生活にすると良いです。
がしかし、それは極端な話なのでオンオフの練習をすることで徐々にではありますが、整えていく方法があります。
それは呼吸によってコントロールできます。
呼吸でコントロール
どのようにするかというと胸式呼吸と腹式呼吸を使い分けます。
先ほど言った交感神経は行動するときや、やる気を出すときに優位に働きます。
皆さんはスポーツをする時など肩で呼吸をしますよね。
これが胸式呼吸です。ですのでやる気を出したい、頑張らなければというときは自発的に胸式呼吸、肩で呼吸をすることで交感神経が優位になり体の状態がオンになります。
逆にリラックスしたいときは腹式呼吸、つまり深呼吸をすることで体の状態がオフになります。
深呼吸をすると心が落ち着く=腹式呼吸をすると自律神経が落ち着くといった感じです。
様々な場面に合わせて使い分けをすることでメンタル的なストレスも軽減できると思いますのでぜひ、コントロールをマスターしてみてください。
最後に
まんまる整体院自律神経コラムを最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。
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