まんまる整体院猫背、姿勢改善コラムをご覧いただきありがとうございます。
このコラムでは、猫背、悪い姿勢の原因や豆知識、改善するための様々なセルフケアをご紹介致します。
今回は、椅子の正しい座り方についてご紹介致します。
骨できちんと座りましょう!
姿勢を気にされている方で一番多くご相談を頂く内容が、座っているときの姿勢が気になる、家族、友人に座っている姿勢が悪いと指摘されるなどがあります。
確かに、正しい椅子の座り方を教わる機会はなかなかありません。なんとなく「背もたれに持たれずに背筋を伸ばす」というイメージを持たれている方は多いのではないかと思います。
では正しい座り方とは?
正しい座り方
では、どのように座るのが正しいのでしょうか?
それはお尻と足の付け根の間にある坐骨という骨で座るということです。
坐骨の「坐」には座るという意味があり、坐骨は字のごとく座るための骨になります。
坐骨で座ることにより、骨盤がしっかりと立つことで背骨が伸び、頭が正しい位置になります。さらに坐骨に刺激が入ることで、体幹に刺激が入り、インナーマッスルがしっかりと働きます。
次に正しく座る方法をご紹介致します。
正しく座る方法
1.まずは普段通りに椅子に座ります。
※足がつく程度の高さ
2.座った状態からゆっくりと行けるところまで前屈をします。
3.両手でご自身の骨盤を支えます。
4.骨盤が後ろに倒れないようにゆっくりと頭から上体をを起こしていきます。
※無理なく上体が起きるところまでで大丈夫です。
この座り方をすることでしっかりと骨盤上に上半身、頭が一直線に乗っている感覚があると思います。人によっては腰がすごく反っている感覚があると思いますが、普段、骨盤が後傾(後ろに倒れている)で座っているためです。
この座り方をすることによって、筋肉ではなく、骨格で座ることができるので長時間座ってお疲れにくくなります。
ただし、これはあくまで「座る」だけを目的とした方法になります。
ですので、デスクワークなどの時には無理にこの体制を維持する必要はありません。
デスクワークにはデスクワークを効率的に行いやすくする姿勢(前傾)があります。
しかし、デスクワークの姿勢のまま体が固まってしまうと悪い姿勢が定着してしまいますので、定期的にこの方法の座り方を行うことで定着を予防してくれます。
ぜひ、姿勢のリセットとして時々行うことをお勧めいたします。
※骨盤まわりが硬くなってしまっている方は、4の体勢を維持するのではなく、ゆっくり1.~4.を繰り返し行って筋肉、関節を柔らかくすることから始めると良いです。
最後に
まんまる整体院猫背、姿勢改善コラムを最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。
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