こんにちわ!
まんまる接骨院・整体院、院長の鍋井です!
今日は高校の同窓会ということで時間までスタバで一息しながらブログを書いています♪
ちなみに僕はキャラメルフラペチーノ派です。
では本日のお話は・・・
昔の傷跡が招く、膝の不調のお話です
ここ最近、昔の傷跡、手術痕からくる不調の方が多く来院されます。
本日来られた方は70代男性で、数年前から膝の痛みに悩まされ、膝の曲げ伸ばしに制限があり、安静時にビリビリとした感覚があり、普段から気になって仕方がないそうです。
痛みの原因にも心当たりがなく、近所の治療院や、整形外科にかかっていたそうですがなかなか改善がなく当院に来られました。
突然痛みが現れたということで、本人もどうしてよいか・・・と悩まれていました。
膝の検査では異常がなかったのですが、カウンセリングの中で20代の頃、仕事中に大けがをされ、主訴の膝の下、すね辺りに15センチほどの傷が残っていました。
原因
今回の方の痛みの原因は20代の頃の傷による血行不良になります。
数十年前のケガなのに・・・と思われると思いますが、大けがの場合、組織が元に戻るのは
難しく、ほっておくと硬くなり動きが悪くなります。この方の場合は皮膚が硬くなり、周辺の
筋組織などの循環を悪くしていたため、徐々に悪くなり、数年前に突然痛みが出てきたようです。
皮膚の柔らかさと身体の動きはあまり関係ないように思われますが、正しく動作をする上ではとても重要になります。
皮膚が硬い状態を例えるなら、ビショビショのTシャツを着ながら動いているようなイメージです。
とても動きづらいですよね・・・
それが数十年続いていたとすれば、傷の周辺の骨格筋、さらには全身の負担になり、体の調子は悪くなります。
治療法
この方の場合は皮膚の硬さを取り、循環を良くし、血行を良くすることを目的に治療を行いました。
まずは傷痕自体をつまみ、皮膚と筋膜の癒着をはがし、潤滑液(556のようなもの)を流してあげることにより組織の動きがしやすくする治療を行いました。
うまくいくとジュワーっと血行が良くなる感じがあります。
これだけでも痛み8割ほど改善!
その後は皮膚の動きを正しく調整し、改善がみられたところで膝の可動域を広げることで動作のパフォーマンスが上がり、痛み、ビリビリ感はほぼなくなりました!
自宅でのセルフケアを指導し終了
その方に教えたセルフケアを簡単にご説明します♪
簡単!セルフケア
セルフケアと言っても難しくはありません!
不調のある部分の周辺をつまんでもらい、つまみづらい、つまむと痛い部分があったらそこをつまみながらゆらゆらしてください!
10秒から20秒ほどして頂くと皮膚が緩くなったり、痛みがなくなったりすると思います。 ※痛みが強い場合はつまんで離してを繰り返すと徐々に痛みが緩和します
1日2回程度を目安にして頂くと良いかと思います!
まとめ
今回ご紹介させて頂いたケースのように今出ている痛み、不調は突然ではなく積もり積もって蓄積したものが出てきている場合が多いです。治療をしてもなかなか良くならないなぁと感じてる方は少し昔を振り返ってみてください!
意外な原因が隠れているかもしれませんよ♪
本日もまんまる接骨院・整体院ブログを最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。
次回もお楽しみに♪